店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
スポーツ・アウトドアの強い味方!ワークマンプラス
2020年6月現在、全国に207店舗展開する「ワークマンプラス」は、2018年にオープンしたワークマンの新業態店です。ワークマンといえば作業服、という従来のイメージを覆したおしゃれなディスプレイや高機能で低価格なウェアの数々は、アウトドア派の若者の間でたちまち人気を呼びました。
価格は従来のアウトドアウェアやスポーツウェアよりずっと安く、しかも丈夫で運動性に優れているワークマンプラスの商品は、口コミやSNSでも話題になり、発売開始以来飛ぶように売れました。この記事ではワークマンプラスの特徴やワークマンとの違い、おすすめの商品についてご紹介します。
ワークマンプラスって?
破竹の勢いで店舗を展開するワークマンおよびワークマンプラスは、2020年3月期決算で営業利益が前年比の41.7%も増加しました。今後は既存の店舗をワークマンプラスのように改装することも計画中です。ワークマンプラスの特徴やコンセプト、オリジナルブランドについてご紹介します。
アウトドア・スポーツ・レインウェアの専門店
ワークマンプラスは、アウトドア、スポーツ、レインウェアの専門店です。もともとワークマンでもこれらの商品を販売していましたが、一般消費者向けて店舗ごと見直し、よりカジュアルさを打ち出しました。値段もお手頃なので、これからアウトドアやスポーツを始めるビギナーにおすすめです。
コンセプト
ワークマンプラスのコンセプトは「高機能×低価格のサプライズをすべての人へ」です。ワークマンの作業服は原価率65%もかけた素材の良さや縫製が丈夫であることから大人気でしたが、ワークマンプラスではその機能性をそのままに、従来のブランドでは成しえなかった低価格を実現しました。
例えば、ワークマンプラスでは、防水性能の高いジャケットやレインウェアを数多く発表しています。他社の商品では2万円台のものも多いなか、ワークマンプラスではこれらの商品を1万円以下で販売することに成功しました。高機能で低価格のウェアはアウトドア派の人から高い支持を受けています。
3つのブランドを中心に展開
ワークマンプラスでは、アウトドアウェアを扱う「フィールドコア」、スポーツウェアの「ファインドアウト」、レインウェアに定評がある「イージス」という3つのブランドを中心に展開しています。これらのブランドは、一般消費者でもプロ仕様の商品を気軽に手に取れるようにと開発されました。
これらのブランドは、もともとワークマンで販売していた商品がアウトドア初心者やライダーの間で人気があったことから始まりました。現在では、ワークマンプラスにおいてオリジナルブランドの商品が占める割合は9割以上と、既存のワークマン(3割)に比べて圧倒的に高い数字を誇っています。
オシャレなのに高機能な製品が充実
ワークマンプラスで販売している商品は、機能性が高いのはもちろん、従来にはなかったファッション性の高いものに仕上がっています。レディース向けの商品も以前に比べて増加したので、女性客の取り込みにも成功しました。高機能かつおしゃれなウェア、それがワークマンプラスが目指す商品です。
ワークマンプラスとワークマンの違い
ワークマンプラスの本体である「ワークマン」は、主に土木作業や農作業の作業服メーカーとして始まりました。多機能で丈夫、値段もお手頃なワークマンの商品は、ブルーワーカー(肉体労働者)やアウトドア派の人から愛されています。ワークマンプラスとワークマンの違いについてご紹介します。
ワークマンは働く人へ向けたウェアの専門店
ワークマンは、1980年、群馬県伊勢崎市で1号店を開業しました。その後、紆余曲折はあったものの、順調に店舗数を伸ばし、2019年には全国848店舗を展開するまでに至りました。現在では、主力となる作業服はもちろん、アウトドアウェアやスポーツウェアをお手頃な価格で販売しています。
ワークマンの主力商品である、プロ向けの作業服や作業用品は、耐久性や通気性、速乾性など機能性に優れていて、かつ低価格であることが特徴です。なかでも250種類以上ある手袋のなかで1番人気の「青軍手」(10双組、税込178円)は年間300万セットの売り上げを誇る、人気商品です。
しかし近年、作業現場で働く職人は年々減少し、ワークマンでも販売商品を見直しを迫られました。作業服で培った技術を活かして着手したのがアウトドアウェアやスポーツウェア、レインウェアの開発です。丈夫で軽く、しかも値段がお得なワークマンウェアは口コミやSNSで話題を呼びました。
人気に弾みをつけたワークマンは、登山客や釣り人、ライダーの防寒着として好評を博したレインウェアのブランド「イージス」など、オリジナルブランドを次々と成功させ、2018年にはワークマンプラスをオープンさせました。なお、ワークマンプラスの商品はワークマンでも全て購入できます。
ワークマンプラスは一般向け
ワークマンとワークマンプラスの1番の違いは、ワークマンが工事現場で働くプロ向けの商品であるのに対し、ワークマンプラスはアウトドアやスポーツを好む一般消費者向けであることでしょう。ワークマンとワークマンプラスの違いは、店舗のレイアウトや定番商品の陳列方法にも現れています。
ワークマンでは作業服が店頭に陳列してあるのに対し、ワークマンプラスでは主力商品であるアウトドアウェアやスポーツウェアを全面に打ち出しています。これにより、なかなか入りずらかった女性客の獲得にも成功しました。ワークマンプラスのレイアウトはおしゃれなアパレルショップのようです。
ワークマンとワークマンプラスの違いは、店舗そのものにも現れています。従来、ワークマンは路面に100坪ほどの店舗を構えていましたが、ワークマンプラスでは1号店「ららぽーと立川立飛」をはじめショッピングモールに店舗を展開、既存の顧客だけでなく一般消費者を取り込むことに成功しました。
こうした成功は既存の店舗にも影響を与え、現在ではワークマンの店舗でもワークマンプラスのおしゃれなディスプレイを取り入れるようになりました。ワークマンウェアの機能性と品質をそのままに、アウトドアを好む一般消費者向けに開発されたウェア、それがワークマンプラスの新しいウェアです。
ワークマンプラスのおすすめ商品
ワークマンプラスの商品はオリジナルブランドが展開するアウトドアウェアやスポーツウェア、レインウェアなど多岐に渡ります。運動性や耐水性に優れたこれらの商品は、ハイキングや釣り、いつものジョギングなどにピッタリです。ワークマンプラスでおすすめしたい商品を4点、ご紹介します。
レインスーツSTRETCH Perfect
「レインスーツSTRETCH Perfect」は、ワークマンプラスのブランド「イージス」のレインウェアです。耐水圧10000mm、透湿度8000g/㎡/24hという高い防水性を備えており、大雨でも濡れにくく、蒸れにくい構造になっています。このため、キャンプや釣り、ツーリングなどで大活躍します。
このほか、レインスーツSTRETCH Perfectでは生地が縦・横・斜めに自由に伸縮する「全方向ストレッチ」を採用しており、低い山の登山やハイキングなど全身を使って動く際もアクティブに活動できることが自慢です。アウトドア派の人におすすめしたい、動きやすいレインウェアです。
フルジップコットンパーカー
ワークマンプラスの「フルジップコットンパーカー」は、口コミやSNSで話題になった「綿アノラックパーカー」のフルジップタイプです。アノラックパーカーとは登山やキャンプに向いたフード付きのアウターウェアのことで、この商品では素材に綿100%を使い、防寒性と防風性を高めています。
このパーカーの特徴は、前面のファスナーが完全に開くので脱ぎ着しやすいことです。また、防火性が高くたき火で火の粉が降ってきても穴あきの心配がないこと、防汚加工で汚れにくいことからもアウトドア向きといえます。キャンプの際におすすめしたい、ワークマンプラスの新作パーカーです。
肌がさらさら ZERO DRY(ゼロドライ)-5℃ 半袖Tシャツ
ワークマンプラスの「肌がさらさら ZERO DRY -5℃ 半袖Tシャツ」は、遮熱機能を搭載した2020年の新作モデルです。色はオレンジやネイビーなど、全6色から選べます。Tシャツが紫外線を99.5%以上カットするので汗をかきにくく、肌触りも抜群なのも嬉しいポイントです。
ワークマンプラスのブランド「フィールドコア」の商品として開発されたこのTシャツは、衣服内の温度上昇を抑えるので真夏のアウトドアやスポーツにピッタリです。また、速乾性にも優れているので繰り返し洗濯してもすぐに使えます。着るだけで涼しく、快適になるワークマンプラスの自信作です。
話題のワークマンプラスへ行ってみよう!
ワークマンの新業態店・ワークマンプラスの店舗や商品についてご紹介しました。さまざまなブランドを展開するワークマンプラスの商品は、機能性に優れている上、値段もお手頃なので、アウトドアが初めてという人にもおすすめです。話題のワークマンプラスでお気に入りの商品を探してみませんか。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。