西湖自由キャンプ場の楽しみ方!料金・アクセスや近場の温泉など人気スポットは?

西湖自由キャンプ場の楽しみ方!料金・アクセスや近場の温泉など人気スポットは?

西湖自由キャンプ場は、富士五湖のひとつ西湖を望むキャンプ場です。西湖の対岸の山の上から、富士山がちょこんと顔を出しているのが見えるロケーションです。透明度の高い西湖の湖面に近い場所でキャンプができることもあって、西湖自由キャンプ場は人気です。

記事の目次

  1. 1.「西湖自由キャンプ場」はキャンパーに人気のスポット
  2. 2.「西湖自由キャンプ場」の魅力6つ
  3. 3.「西湖自由キャンプ場」の周辺には人気観光スポットも
  4. 4.「西湖自由キャンプ場」の予約方法
  5. 5.禁止エリアも!「西湖自由キャンプ場」の大切なルール
  6. 6.「西湖自由キャンプ場」周辺のおすすめ温泉2選
  7. 7.「西湖自由キャンプ場」周辺のおすすめグルメ3選
  8. 8.「西湖自由キャンプ場」で豊かな自然に癒されよう

店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

「西湖自由キャンプ場」はキャンパーに人気のスポット

Photo bykoshinuke_mcfly

西湖自由キャンプ場は、富士五湖の中でも賑わう河口湖の隣にある湖です。多くのキャンプ場があり、キャンパーに人気エリアです。中でも西湖自由キャンプ場は、フリーサイトで、湖面のかなり近くまで設営できる場所があり、人気があります。

西湖自由キャンプ場は、首都圏からのアクセスが良く、車ならおおむね2時間弱です。温泉施設が徒歩圏というのもキャンパーにはありがたいことです。

西湖の景色も静かで美しく、釣りやカヌーなども楽しめます。西湖自由キャンプ場の設備は、昨今流行の高規格キャンプ場ほどではありませんが、炊事場やトイレなど不便のない程度にそろっています。管理も適切になされていて、快適に過ごせます。

Photo by nidate

西湖自由キャンプ場の最大の人気の理由は、眺望の良い湖畔にも予約なしで割増料金もなく、自由にサイトを設営できることです。湖畔サイトは傾斜があるので、安定したサイトを好む方は、陸地側の芝のサイトがおすすめです。

本格キャンパーには、西湖自由キャンプ場は特に人気があります。予約不要で自由なときに来て、自由な場所に設営して、自由に過ごすキャンプが楽しめます。

アクセス・料金などの基本情報

フリー写真素材ぱくたそ

西湖自由キャンプ場へのアクセスですが、中央道河口湖ICから車でおよそ20分です。河口湖方面から県道21号を西に行くと、道の左側に「西湖自由キャンプ場」という青い看板が見えます。

西湖自由キャンプ場の営業は3月~12月中旬で、定休日はありません。料金は、サイト使用料として、3歳以上1人1000円です。チェックインは8:00、チェックアウトは11:00です。繁忙期以外は17:00までデイキャンプも可能です。予約不要なので、朝は行列になることもあります。

Photo by tom@hk

西湖自由キャンプ場では、利用者用駐車場もありますが、サイト内へ車など乗り入れも可能です。キャンプ場は、車50台分くらいで来る人数が設営できる広さになっています。

予約不要で料金もリーズナブルなため、西湖自由キャンプ場はとても人気があります。夏休みなどは午前中に着いても、満車で入れないこともあります。

西湖自由キャンプ場の湖畔では、ロープが西湖の水辺から5mほど手前に張ってあり、ロープより陸側に設営するように決められています。事故防止と西湖の水質の保護のためです。西湖は遊泳禁止です。

気候や気温に注意を

Photo byTomMarc

西湖の湖面の標高は900mあります。西湖自由キャンプ場でも、夏の昼間は涼しく過ごせますが、朝夕は長袖が必要な気温になることがあります。

まして、秋冬は平地よりかなり早く季節が進むと考えて、西湖自由キャンプ場では10月11月のキャンプでも、防寒対策はしっかりしておくのがおすすめです。ダウンやマフラー、ブランケットなど、保温できる装備を用意するのがおすすめです。

Photo by sota-k

西湖自由キャンプ場では、温泉施設が隣接しているので、温泉でよく体を温めてから、テントのシュラフに入るのもおすすめです。

住所 山梨県南都留郡富士河口湖町西湖1003-2
電話番号 0555-82-2857

「西湖自由キャンプ場」の魅力6つ

Photo by pne

西湖自由キャンプ場は、予約不要で自由なときに来て、自由な場所でキャンプができます。自由ですがやりたい放題ではないです。基本的なキャンプのルールを守った上での自由です。受付の時に、管理人さんからきちんと注意事項を聞くのも重要です。

西湖自由キャンプ場の、夏や連休の繁忙期には、炊事場やトイレで並ぶこともありますが、譲り合って使えば問題はありません。どちらの設備も清潔に保たれています。

西湖自由キャンプ場に人気があるのは、リピーターの多さからもわかります。どんなところに大勢のキャンパーを引きつける魅力があるのか、ご紹介していきます。

西湖が目の前!絶景のロケーション

フリー写真素材ぱくたそ

西湖が目の前です。湖面のかなり近いところでキャンプができます。これが西湖自由キャンプ場の最大の魅力です。西湖に向かって過ごすキャンプは開放感が最高です。

西湖自由キャンプ場で、朝、早起きをして西湖を眺めると、湖面にふわりと白い朝もやがかかって幻想的です。風のないときは昼間の青い空が西湖に映ります。夕方には金色の夕陽が湖面をきらめかせ、ススキが夕陽に白く光りながら揺れるのが見られます。

西湖周囲の四季折々の色彩が、静かな湖面に映る美しさは格別です。西湖はモーターボート禁止となっているので、静けさが保たれているのも西湖自由キャンプ場の人気の理由の一つです。隣接の温泉施設も人気です。

Photo by marumeganechan

西湖では釣りも盛んですが、船釣りの場合は、船で湖に出られる時間が季節によって決まっています。最も早い季節でも、船釣りは5:30からです。

釣り客が船で釣りに繰り出すころは、ちょうど夜明けの朝もやが見られる時間帯でもあります。船釣りの釣り人のシルエットと一緒に、西湖自由キャンプ場から朝もやの西湖を眺めるのもおすすめです。

受付兼喫茶店や手洗いなどの「整った設備」

フリー写真素材ぱくたそ

西湖自由キャンプ場は道路からキャンプ場に入るところに、受付などがある管理棟があります。予約なしで場所取りも先着順のため、繁忙期は受付でかなり並ぶことがあります。受付には売店があり、8:00~19:00まで対応してくれます。

西湖自由キャンプ場の売店には、簡単な飲食料に加え、カレー粉もあります。ガスや薪炭の他、ランタンのマントル、ペグも販売しています。管理棟の売店付近は喫茶店としても使えるそうです。

Photo byJillWellington

西湖自由キャンプ場では、管理棟の裏手に炊事場やトイレがあります。トイレも炊事場も管理がよく、清潔に保たれています。蛇口は10個ほどあり、お湯は出ません。水は冷たく夏場はとても気持ちがいいです。

西湖自由キャンプ場にはお風呂やシャワー施設はありません。周辺の温泉施設が充実しています。徒歩3分ほどでアクセスできる隣接地の温泉は、特に利用しやすく人気です。

ペットも同宿できる

Photo bycongerdesign

西湖自由キャンプ場では、ペットも同伴できます。他のキャンプ場でも同じですが、無駄に吠えないなどしつけができていて、周囲に迷惑をかけないことが前提です。リードやハーネスで、ペットを必ずつないでおきましょう。

湖面に近い湖畔をお散歩できることも、西湖自由キャンプ場の魅力です。西湖は全面遊泳禁止なので、ペットも泳がせないように、飼い主の配慮が必要になります。

西湖自由キャンプ場でも、他のキャンプ場と同等のルールがありますが、基本的にペット同伴はOKです。絶景を楽しめるロケーションで、愛するペットと過ごせるのも人気です。

カヌーなどが持ち込める

Photo by Kentaro Ohno

西湖自由キャンプ場は、カヌーやSUPを持ち込むことも可能です。湖畔サイトの最前列にサイトを設営したら、愛用のカヌーでサイトから直接船出できます。

西湖自由キャンプ場では、西エリアと東エリアの間に、貸しボート屋さんのエリアがあり、そこはキャンプ禁止です。船で出かけるときも、禁止エリアを侵さないように要注意です。

西湖ではカヌーやゴムボートでの釣りは禁止となっています。湖畔の西湖自由キャンプ場からカヌーやカヤックで湖にこぎ出し、西湖の水上散歩をするだけでも、十分に楽しめるのでおすすめです。

バーベキューができる

Photo bymoerschy

西湖自由キャンプ場では、焚き火台やバーベキュー台があればバーベキューも楽しめます。キャンプの醍醐味といえば、薪や炭でのバーベキューです。釣り人なら、釣ったヒメマスを焼いていただくのも一興です。

日帰りバーベキューも可能です。朝から17:00まで滞在が可能なので、日中まるまる楽しめます。デイキャンプの料金は大人1人500円、子ども料金は400円です。こちらも予約は要りません。

Photo byForresttran

西湖自由キャンプ場の宿泊のチェックアウトは11:00ですが、デイキャンプの料金を追加すれば、17:00までいられます。宿泊の後にランチバーベキューをしてから、夕方に出て、温泉に立ち寄りながらゆっくり帰るのもおすすめです。

釣りやハイキングもできる

Photo byTheDigitalWay

西湖では釣りも人気のアクティビティです。西湖自由キャンプ場をベースに、釣りに繰り出すのもおすすめです。西湖では、特に「ヒメマス」が人気です。ヒメマス釣りには資源保護のため制限があり、1人30尾までとなっています。

ヒメマスの他、ヘラブナ、ワカサギ、ブラックバス、ヤマベ(オイカワ)などの釣りができるそうです。それぞれ解禁日が違うので注意しましょう。遊漁料は男性1人あたり、ヒメマス・ワカサギは1500円、ヘラブナ・ブラックバス他は600円です。

Photo byMaryna_Shyshlo

西湖自由キャンプ場の周辺からの岸釣りの他、お隣の貸しボート屋さんの利用もおすすめです。釣り具のレンタルもありますが、レンタルは要予約です。

西湖では、エンジンの付いたボートの使用、ゴムボートやカヌーでの釣りや、ワームの使用は禁止となっています。

Photo byFree-Photos

西湖自由キャンプ場をベースに、ハイキングもおすすめです。西湖自由キャンプ場のある西湖北部エリアには、鬼ヶ岳、十二ヶ岳、毛無山、と3つのコースがあります。いずれも中・上級者向けのコースです。

十二ヶ岳コースは、大石峠バス停からスタートして十二ヶ岳を登り、西湖自由キャンプ場の近くの、いずみの湯がゴールになります。鎖場もある上級者コースで、体力に自信がある方におすすめです。ハイキングの最後に温泉に入れる人気のコースです。

Photo by ftomiz

西湖の南部のエリアには、紅葉台や三湖台、足和田山といった眺望の良いハイキングコースがあります。西湖自由キャンプ場からスタート地点まで車でのアクセスとなりますが、比較的なだらかなコースです。

「西湖自由キャンプ場」の周辺には人気観光スポットも

Photo byFree-Photos

西湖自由キャンプ場の周辺には、人気の観光スポットもあります。西湖は富士五湖の中では最も観光化が進んでいません。そのためとても自然豊かな場所となっています。富士山の火山活動によりもたらされた自然の神秘を楽しむことができます。

富士山の火山活動で生まれた神秘の「青木ヶ原樹海」「鳴沢氷穴」「富岳風穴」、コウモリが生息する「西湖コウモリ穴」、不運の集落を再現した「西湖いやしの里根場」、いずれも一見の価値がある人気スポットです。

これらの名所は、西湖自由キャンプ場への行き帰りや、連泊の中日などにアクセスしやすい場所にあります。

「富士の青木ヶ原樹海」

Photo by gomafringo

青木ヶ原樹海は、富士山麓の北西に広がる広大な森林地帯です。樹海には怖い噂もありますが、実際には整備された遊歩道もある観光地です。心地よい森林浴が楽しめるので人気です。

西湖自由キャンプ場から、西湖沿いに車で10分ほどの「西湖ネイチャーセンター」で、青木ヶ原樹海のネイチャーガイドツアーなども開催されています。

西湖自由キャンプ場から車で7分ほどで無料駐車場があり、青木ヶ原樹海遊歩道へ入れます。2km先の龍宮洞穴を目指すコースか、1.6km先の西湖コウモリ穴を目指すコースの遊歩道があります。

Photo by veroyama

青木ヶ原樹海を散策する際は、遊歩道を外れないことが重要です。できればガイドさんと一緒に行動することをおすすめします。遊歩道を外れて樹海に迷い込むと、同じような木々の景色ばかりで、どこから来たのかもわからなくなるそうです。

青木ヶ原樹海の地面は火山活動でできた溶岩地帯で、凹凸が多く、足場が悪いです。まっすぐに進みたくても進めず、迷って遭難する事故も起きています。遊歩道から出ないように注意が必要です。

遊歩道で散策をすれば、特に緑の濃い時期などは、青木ヶ原樹海では他では味わえない心地よい森林浴が楽しめます。散策の後には温泉入浴がおすすめです。

「西湖コウモリ穴」

Photo by odysseygate

西湖コウモリ穴は、西湖自由キャンプ場から西湖沿いに車で10分ほどでアクセスできます。西湖ネイチャーセンターも隣接しています。

富士山の溶岩洞穴では最大級の規模のもので、名の通りコウモリも住んでいます。洞窟の行き止まりはコウモリの保護区域で、立ち入り禁止です。コウモリ穴に入るときはヘルメットを渡されます。探検気分になれるのも人気です。

西湖コウモリ穴は総延長で350m以上あり、中は暗く涼しいです。ダンジョンのようになっているので、ゲーム気分も楽しめます。5種類のコウモリの生息が確認されています。

「西湖いやしの里根場」

Photo by ururun4412

西湖いやしの里根場は、西湖自由キャンプ場から車で7分ほどでアクセスできます。徒歩では50分ほどになります。かやぶき屋根の集落が再現されていて、どこか懐かしい日本の原風景が人気です。

かつて西湖の周辺には、かやぶき屋根の民家が建ち並んでいたそうです。急峻な山を背後にした根場集落は、1966年の台風により大規模な土石流に襲われ、40数戸あった集落が4戸を残して壊滅しました。

西湖いやしの里根場は、かつての根場集落の茅葺き民家を再現して、2006年にOPENしました。それぞれの家屋は、食事や買い物、伝統工芸の体験ができる施設となっています。

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

西湖いやしの里根場の入場料は、高校生以上の大人1人350円、小・中学生は150円となっています。駐車料金は無料です。営業時間は、3月~11月が9:00~17:00、12月~2月は9:30~16:30です。

年中無休ですが、周辺の大規模イベントなどにより、交通規制や、臨時休業もあります。伝統工芸の体験では予約が必要なものもあります。

住所 山梨県南都留郡富士河口湖町西湖根場2710
電話番号 0555-20-4677

「鳴沢氷穴」

Photo by kawanet

鳴沢氷穴は、西湖自由キャンプ場から車で15分ほどでアクセスできます。県道21号を西に向かい、国道139号に入るのが最速のルートになります。中央道の河口湖ICからは20分ほどです。

鳴沢氷穴は西暦864年の噴火の際にできた溶岩洞窟です。国の天然記念物にも指定されています。洞窟の中にしみ出した水が凍って内部に氷柱ができることから、氷穴と呼ばれています。

4月頃に最も氷柱が成長します。内部の気温は平均3度で、真夏でも涼しい人気の名所です。

Photo by MACHIDA Hideki

入洞料金は大人350円、小学生200円となっています。総延長は153mで、内部を一周できる構造になっています。所要時間は15分ほどです。

鳴沢氷穴、富岳風穴ともに、夏でもかなり気温が低い洞窟です。長居して体が冷えすぎたな、と感じたら、風邪にならないよう帰りは温泉で体を温めるのがおすすめです。

「富岳風穴」

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

西湖自由キャンプ場から富岳風穴までは、県道21号を西に進み、国道139号に入って少し進んだところにあります。車で15分ほどです。

富岳風穴は、鳴沢氷穴と同じくらいの時期にできました。年間の平均気温が3度ほどで、明治から昭和初期くらいまでは蚕の卵の貯蔵に使われました。富岳風穴は横穴型洞窟で総延長201mあります。

なだらかな横穴で、お子様や年配の方でも歩きやすく人気の洞窟です。入口付近だけ階段や、天井が低くなっているところがあるので注意が必要です。入洞料金は大人350円、小学生200円となっています。

Photo byFree-Photos

併設の、森の駅「風穴」では、食事もできて、お土産も充実していて甲州ワインなども人気があります。西湖自由キャンプ場での乾杯にもおすすめです。

ネイチャーガイドと一緒に、鳴沢氷穴・富岳風穴を回るツアーも人気です。風穴または氷穴からスタートし、東海自然歩道を通り、風穴または氷穴がゴールになります。1時間・2時間程度で、ガイドさんの解説を聞きながら富士山麓の神秘の自然を満喫できます。

ガイドツアーはガイド1人につき20名まで、料金は1時間コースが8000円、2時間コースが12000円となっています。オンラインまたは電話(0555-85-3089)での予約が必要になります。

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「西湖自由キャンプ場」の予約方法

Photo by TAKA@P.P.R.S

西湖自由キャンプ場は、予約が不要です。チェックインが8:00で、先着順の受付となります。ゴールデンウィークや夏休みなどの繁忙期は、早朝から車の行列ができることもあります。

朝6:00に並んでも、湖畔に面したサイトには前日からの先着のお客さんがいたということもあります。予約をせずに、したいときに自由にキャンプに来られることと、自由な場所でサイトを設営できるのが、西湖自由キャンプ場ですので、可能なら平日から連泊がおすすめです。

西湖自由キャンプ場で連泊なら、特にサイトの予約もないので、湖畔最前列の眺望の良いところに設営していた前客がチェックアウトした後に、移動をするのも有効です。

禁止エリアも!「西湖自由キャンプ場」の大切なルール

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西湖自由キャンプ場では、自由といえども快くキャンプをするためのお約束があります。ルールを守るのは大切です。まず、直火は禁止ですが、焚き火台を使用した焚き火は可能です。焚き火後の灰は、決まった捨て場所があります。その他のゴミはお持ち帰りが鉄則です。

西湖自由キャンプ場の湖畔のサイトでは、湖面から5mほど陸地側にロープがあります。ロープより手前に、サイトを設営するようにします。事故防止と、西湖の水質保護のためです。

西湖自由キャンプ場はペットの同伴も可能ですが、静かに過ごせるようしつけ済みであることが前提です。迷子や事故の予防のため、ペットは必ずリードやハーネスにつなぐことも大切です。

Photo byStevebidmead

西湖自由キャンプ場のテントを張れるエリアについてです。湖畔サイトは大きく東と西に分かれています。西エリアに管理棟などがあるので、グループや家族連れに人気です。東側は静かに過ごしたいソロキャンパーなどに人気があります。

Photo by zimpenfish

西エリアと東エリアの境に、貸しボート屋さんのエリアがあり、ロープなどで区切られています。隣接したキャンプ場との境界も記されています。貸しボート屋さんと、お隣のキャンプ場には入らないように、要注意です。

キャンパーの合い言葉「来たときよりきれいに」を心がけ、西湖自由キャンプ場のルールも守ると、誰でも気持ちの良いキャンプとなります。

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「西湖自由キャンプ場」周辺のおすすめ温泉2選

Photo by ume-y

西湖自由キャンプ場には、シャワーやお風呂の施設はありません。その代わり、富士山麓ですから、火山の恩恵で、周辺には数多くの温泉施設があります。

標高の高い西湖では、春先や秋口にも、釣りやキャンプをしている間に体が冷えてきます。ハイキングなどの後にも汗を洗い流すのも大切です。ぜひ近くの温泉に浸かって、体を温めてから、健康的にキャンプをするのがおすすめです。

中でも、特に西湖自由キャンプ場からアクセスしやすい温泉施設を、2軒ご紹介します。

「富士眺望の湯ゆらり」

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富士眺望の湯ゆらりは、西湖自由キャンプ場からは車で16分ほどでアクセスできます。キャンプ場を出て、県道21号を西へ進み、国道139号を河口湖方面に進みます。道の駅なるさわの奥に、富士眺望の湯ゆらりがあります。

大人は貸しバスタオルとフェイスタオル付です。中学生以上の大人料金は、10:00~19:00で平日1300円、土日祝は1500円、19:00~22:00は平日1100円、土日祝1300円になります。4歳~小学生までは時間に限らず貸しフェイスタオル付で、平日650円、土日祝700円です。

入浴料金と貸切風呂料金を含む、平日限定のカップルプラン(3900円)なども人気があります。食事がセットになったプランも人気です。

フリー写真素材ぱくたそ

富士眺望の湯ゆらりは、2Fが受付になっています。予約処で、個室のお食事処や有料休憩室、ボディリフレッシュ、あかすりも予約ができます。予約できる有料休憩室からは富士山が眺められます。料金は1時間1800円です。作務衣のレンタルもあり、料金は330円です。

お風呂の種類も豊富です。内風呂の「高見風呂」、露天風呂の「パノラマ風呂」「霊峰露天風呂」からは、四季折々の富士山の眺望を楽しめます。他にも「蒸し風呂」「香り風呂」など、16種類のお風呂を楽しめます。

おむつの取れていない赤ちゃんの入浴は、残念ながらお断りだそうです。年中無休で、営業時間は10:00~22:00(最終入館21:00)となっています。

住所 山梨県南都留郡鳴沢村鳴沢8532-5
電話番号 0555-85-3126

西湖エリア唯一の自家源泉「いずみの湯 HAMAYOUリゾート」

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いずみの湯 HAMAYOUリゾートは、西湖自由キャンプ場に隣接した温泉施設です。徒歩2~3分という距離です。入館の料金は中学生以上が1人900円、小学生は500円、幼児は400円となっています。

営業時間は基本的に11:00~20:00、ゴールデンウィークや9・10月の土曜、休前日は11:00~22:00、7月下旬から8月下旬の夏休み期間は11:00~23:00となっています。最終入館は閉館の30分前までです。

休館日は12~3月は火・水曜日、4~11月は水曜日です。ゴールデンウィークと夏休み期間は休館日なしとなります。

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休憩スペースも広く、郷土料理もいただけるレストランもあります。レストランは11:30~19:00の営業です。個室や宴会場もあります。西湖自由キャンプ場の利用客にもレストランは人気です。

西湖自由キャンプ場利用者には、徒歩でアクセスできる温泉いずみの湯は、特に人気があります。レストランでのお食事やお土産コーナーも人気です。レストランも特に予約は不要です。

インターネットで割引クーポンなども配布しているので、利用するのもおすすめです。

住所 山梨県南都留郡富士河口湖町西湖987
電話番号 0555-82-2641

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「西湖自由キャンプ場」周辺のおすすめグルメ3選

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西湖自由キャンプ場は豊かな自然の中にあります。景観の良いロケーションでの食事を楽しめる場所もあります。

西湖自由キャンプ場までのアクセスの前に、または連泊の中日や、温泉への行き帰りに立ち寄れるお食事どころもあります。チェックアウト後のランチにもおすすめです。

西湖自由キャンプ場の周辺では、吉田のうどん、ほうとう、といった定番の郷土料理も人気です。一方で、テントの設営やカヌーなどで体を動かした後にうれしい、ガツンしたボリュームの、ハンバーガーのお店もあります。

Photo byJerzyGorecki

キャンプに不慣れなうちは、手軽な焼きそばや、レトルトカレー、カップラーメン、などで食事を済ませてしまうことも多いです。ですが、せっかく西湖自由キャンプ場に来たら、地元の美味しい物を食べに行くのもおすすめです。

西湖自由キャンプ場からのアクセスを含め、おすすめのお食事どころを、3軒ご紹介します。いずれもリーズナブルな料金で美味しく味わえるお店です。

アメリカンハンバーガー「Sugeez 西湖店」

Photo byFree-Photos

SUGEEZ 西湖店は、西湖自由キャンプ場から県道21号を西に6分ほどでアクセスできます。歩くと47分ほどです。

10種類以上の本格的なハンバーガーメニューあり、ポテトやオニオン、チキンといったサイドメニューも好評です。一つ一つ丁寧にドリップしたコーヒーが人気です。お店の雰囲気も良く、ワンちゃん歓迎のテラスもあります。

FREEWi-Fiも完備しています。11:00~17:00までの営業です。定休日は月曜日となっています。12/1から3/14には冬季休業となります。

住所 山梨県南都留郡富士河口湖町西湖西8-10
電話番号 0555-28-5322

手打ちうどん「吉田のうどん くらよし」

Photo by hogeasdf

吉田のうどん くらよしは、西湖自由キャンプ場から車で15分ほどでアクセスできます。県道21号を東に向かい、県道710号、714号と進みます。714号から少し左に入ったかえで通り沿いにお店があります。河口湖ICからは10分ほどです。

吉田のうどんは、太くて弾力がありかむほどに小麦の味がする、クセになる郷土料理として観光客にも地元の方にも人気があります。「吉田のうどん くらよし」も、人気の名店の一つです。駐車場も店内も広く、混雑していても窮屈にはなりません。

人気のメニューは肉うどん450円、料金もリーズナブルです。その日のうちに食べきれる量のみ手打ちで用意するため、営業時間は11:00~14:00となっています。

住所 山梨県南都留郡富士河口湖町勝山5080-9
電話番号 0555-72-6756

名物「ほうとう不動 河口湖北本店」

Photo by bryan...

山梨県の郷土料理の代表格「ほうとう」の専門店です。西湖自由キャンプ場からは、車で約20分でアクセスできます。県道21号を東に向かい河口湖オルゴールの森美術館を過ぎて少しのところです。河口湖ICからは車で15分ほどでのアクセスです。

ほうとう不動 河口湖北本店は、民芸調の風格ある建物で、広く席数も300席と多いです。どうしても時間がタイトな方は予約をして行きましょう。カボチャを始めとした野菜たっぷりのシンプルなほうとうで、味噌仕立ての素朴な味のスープも美味しいと人気です。

人気メニューはやはり、ほうとうです。料金は1080円となっています。その他、馬刺し、もつ煮、いなり寿司などが提供されています。

Photo by reikow101277

営業時間は11:00~19:00ですが、平日の16:00以降に来店する場合は、来店前に電話にて予約、営業終了時間を確認して欲しいそうです。

住所 山梨県南都留郡富士河口湖町河口707
電話番号 0555-76-7011

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「西湖自由キャンプ場」で豊かな自然に癒されよう

Photo bymohamed_hassan

首都圏から2時間ほどとアクセスは良いのに、西湖の周辺には、観光化されていない富士山麓の豊かな自然がそのまま残っています。

富士山の周辺は温泉も豊富です。西湖自由キャンプ場を足がかりに、近隣のグルメを味わったり、温泉に癒やされるのもおすすめです。ハイキングに、釣りやカヌーなどでアクティブに遊ぶのも楽しみです。

西湖自由キャンプ場は予約不要です。自由なときに訪れ、自由にサイトを設営し、富士山麓の神秘の自然に身をゆだねて、透明度の高い西湖を眺めながら、キャンプを楽しみましょう。

yuki-ya
ライター

yuki-ya

キャンプと歴史と旅行が大好きです。

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